五島の海を凝縮した魚醤油「五島の醤」
日本随一の海の宝庫である五島の海の幸と、島の椿から取れたつばき酵母を使った「五島の醤」
魚の旨みを凝縮しつつフレッシュで華やかな香りが特徴的な魚醤油です。
「五島の醤」はただの調味料ではなく、深刻化する海洋環境問題を解決する可能性を秘めています。
製造過程で一切の無駄な廃棄を出さない循環型調味料です。
「必要とされるほど、海の環境が良くなる」
私たちが目指す「人も海も喜ぶ」一つの形です。
2つの「五島の醤」
米麹
熟成された古酒と鮮魚の香り
白醤油のような琥珀色
香りは鮮魚と熟成された古酒を感じることができます。白醤油のような琥珀色。五島の豊かな魚が凝縮されたように、旨味が強いため、色味が淡い新しいナンプラーとして活用できます。
おすすめ活用法
炒め物:ごま油と相性◎
煮物:魚のアラや野菜がおすすめ。
煎り酒とブレンドして、刺身魚醤にも。
150ml ¥850
500ml ¥2,500
醤油麹
爽やかな香り
うすくちしょうゆのような淡い色味
魚くささを一切感じません。五島の潮風のような、爽やかな香りがします。色はうすくちしょうゆのような淡い色味。
旨味が強く、塩味は控えめで、甘みが舌に少し残ります。
おすすめ活用法
炒め物:オリーブオイルと相性◎
煮物:鶏肉と野菜がおすすめ。
甘めのさしみ醤油とブレンドして、刺身魚醤に。
150ml ¥850
500ml ¥2,500
「五島の醤」5つの特徴
五島列島の魚100%
五島産の魚にこだわって
旬の魚種ごとに醸造
黒潮とリマン海流がぶつかる五島の海は、日本でも随一の漁場。釣りの聖地、魚の宝庫と呼ばれています。
金沢鮮魚の五島の醤は、そんな五島の魚をブレンドして作っています。
魚は旬の時期により変化しますが、海藻を食べるイスズミやアイゴ、ニザダイなどの食害魚
規格外のアジ・マダイ・トビウオなど、いずれも五島産の魚にこだわり魚種ごとに醸造。
醤油ソムリエ、大浜大地氏の監修のもと独自配合で金沢鮮魚がブレンドしており、凝縮された魚の旨味を、通年、変わらずお届けします。
低塩分・無添加
魚の旨味を徹底的に凝縮
低塩分ながら高い満足感
食にこだわりのある方が、醤油というとやはり気になるのが「塩分」と「添加物」。
一般の醤油の塩分濃度は15〜20%。
対して金沢鮮魚の五島の醤は塩分濃度10%の低塩分。
金沢鮮魚は塩気でごまかすのではなく、魚の旨味を徹底的に凝縮することで、低塩分ながら満足感の高い魚醤に仕立て上げました。また、一般の醤油は添加物が多く含まれています。砂糖は甘み、アルコールは保存をよくし、化学調味料(アミノ酸等)はうまみを加え、着色料は見栄えをよくします。要は低コストで「うまいと感じる」ように仕立てています。
金沢鮮魚の五島の醤はこれら添加物を一切使わず、魚の旨みだけを凝縮し、安心安全この3つの特徴で、あなたの食体験を一層豊かなものにしてくれます。
醤油ソムリエ・大浜大地氏監修
世界に3人しかいない醤油ソムリエ
大浜大地氏も高く評価
「磯焼けから海を守りたい」という金沢鮮魚の思いから生まれた「五島の醤」は、味が一級品なだけではなく、買うこと使うことで、海が豊かさを取り戻し、漁師の収入になる、特別な循環型調味料です。
魚料理や日本食だけでなく、エスニック料理や西洋料理にも合う五島の醤。
ご家庭で、お店で、いつもの料理に特別な隠し味を忍ばせてはいかがでしょうか。
フルーティーに香り高く
臭みがなくフルーティー
香り高い魚醤「五島の醤」
エスニック料理のナンプラーから和風の魚醤まで、世の中にはたくさんの魚醤がありますが、その中でも金沢鮮魚の「五島の醤」は特別ユニークな魚醤油です。
・食にこだわりがある方
・新しい食体験に貪欲な方
・いつもの料理に新たな「隠し味」が欲しい方
・世の中がちょっとよくなるエシカルな消費をしたい方
にぴったりです。
五島つばき酵母
魚醤の概念を変える
麹・椿の花の運命的な出会い
金沢鮮魚の五島の醤は、魚と塩だけで仕込む従来の製法に加え、麹と五島列島の椿の花から取れた「五島つばき酵母」を使用し発酵を促進させ、生臭さを抑えながら豊かな香りを生み出すことに成功しました。
魚醤の本来の目的は「魚の旨みを閉じ込めること」ですが、魚を使っているため、独特の生臭さや味に棘のある商品が多く、一般にはなかなか使いづらいのがネックでした。
五島の醤の開発者である金沢鮮魚店の代表金澤は、五島の椿から取れる「つばき酵母」に着目し研究を重ねました。
「五島の醤」誕生ストーリー
「子どもに継がせたくない」磯焼け問題
磯焼けとは、海から海藻がなくなることです。海藻がなくなると、魚の住処が奪われ、海から魚がいなくなり、生態系が崩れてしまいます。
原因は複合的で地域や時期によっても異なりますが、大きな原因は海水温が上がったことと、それに伴い海藻を好んで食べる魚やウニが活発になったことです。
アイゴ、イスズミ、ニザダイ、ウニといった魚・ウニは、海藻を好んで食べる一方、市場で値がつかないため、漁師も好んで獲りません。
結果、これらの食害魚が増え、さらに海藻が減り、海の魚が減っています。
こちらの2枚の写真を見比べてみてください。
1枚目:海藻豊かな本来の海
2枚目:海藻が失われて岩肌が露出してしまった海
代表金澤はこの数十年、猛烈な勢いで海から海藻が姿を消していく様を見つめてきました。
”40年前は、海に潜ったらそこらじゅう海草だらけだったよ。でも徐々に少なくなって、特に10年ほど前からは減少スピードに拍車がかかった。
私が住んでいる町も元々はワカメ漁が盛んだったけど、今ではワカメが全く獲れていない。”
金沢鮮魚代表 金澤
磯焼け問題は漁師の懐も直撃しており、年々魚がとれなくなった結果、「もう子どもには継がせられない」と漏らす漁師も少なくありません。
駆除ではなく、経済に乗せることでずっと対策ができるのではないかー
代表金澤は、磯焼けで海からどんどん魚がいなくなり、漁師の生活が苦しくなる様子を忸怩たる思いで見つめてきました。
食害魚を駆除する取り組みは様々な自治体によって行われていますが、駆除数と範囲が限られている、時間を割ける漁師が少ない、予算がつかない年は駆除できないなど課題が多く、持続可能な手法ではありません。
そこで金澤は、これらの魚やウニを漁師から買い取り、魅力的な商品にすることで、磯焼け問題を解決できないかと考えました。これを全国規模で実現させれば、食害魚が減り海の環境が改善され、漁師の収入も増え、消費者に新しい食体験を提供する、という素晴らしい循環が生まれるはずだ、と考えました。
構想から4年、鮮魚店の利益を研究開発につぎ込み、鮮魚のプロとしての経験と工夫を総動員し、これらの食害魚や市場や店が買わない規格外の魚を、旨みの詰まった魚醤へと昇華させることに成功しました。
”海を削るのではなく、海に還す”
「五島の醤」のような取り組みは、日本、そして世界の海の未来にとってもとても大事なことです。
今までの水産業は、海から需要のある魚を大量にとり、陸で消費する、余ったものや規格に合わないものは捨てる、結果海から生き物がいなくなり漁師が立ち行かない、という海洋資源を削り取るというデスゲームを演じていました。
しかし、この五島の醤は、磯焼けの原因となる魚や規格外で捨てられる魚を高付加価値な商品にすることで、海の環境を改善し、漁師の収入安定にも貢献できる、経済活動の中で持続的に海を守る好循環を生むことができます。
受賞歴
水産庁長官賞
金沢鮮魚は⻑崎県⽔産加⼯振興祭⽔産製品品評会において、⽔産庁⻑官賞を受賞。
五島の醤は味とユニークなコンセプトが認められ、品評会でも高く評価されました。
料理王国100選 優秀賞
品評員の声
古川亜利紗氏:「香りもよく、料理のアクセントになる。」
廣田桃子氏:「魚醤の臭みが抑えられすっきりとした中にも旨味がありました。」
川端良敬氏:「魚醤独特の臭みが全くなく、旨味も存分に楽しめる。」
「五島の醤」ストーリー
メディア掲載歴
「五島の醤」についてのお問い合わせはこちらから
金沢鮮魚の公式LINEでは、「五島の醤」についてのお問い合わせができます。
また、旬、キャンペーン情報などをお届けしています。これを機会に五島の海や魚について知ってみませんか?